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Liverpool FC Transfer Centre Another Branch

Another Branch 別支店です。ちょいと試してみたいことがあり、立ち上げました。

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VARのやり取りが公開される


PGMOL



トッテナム対リバプール戦でルイス・ディアスのゴールが誤って取り消された際のやり取りの一部が公表された。


一連の流れ


ざっくりとながら、スクリーンショットをもとに説明。

まずはゴールが決まった直後、『オフサイドの可能性。ディレイ、ディレイ(遅らせろ、遅らせろ)』、『パスが出た瞬間の画像をくれ』、『アングルが難しいな』といったやり取りののち、リプレイ・オペレーターから分かりやすいアングルが提示される。



リプレイ・オペレーター『このアングルの方がいいと思うが…これでいいか?』

VAR担当:ダレン・イングランド『左足のスパイクにラインを引いて』




リプレイ・オペレーター『左足に2Dのラインを…』

VAR担当『止めて』『チェックコンプリート。問題ない。完璧だ。』



主審:サイモン・フーパーがオフサイドのジェスチャーを示し、フリーキックで試合再開



主審との簡単なやり取りののち…

リプレイ・オペレーター『おいちょっと待て、ピッチ上ではオフサイドになっているぞ。』『これでいいのか?』



アシスタントVAR:ダン・クック『オフサイド、ゴール、そうだろ。』

突然の指摘に理解が追いついていないのか、意味が分からない言動をしたのちに誤りに気付く

アシスタントVAR『ダズ(ダレン・イングランドの愛称)、間違いだ。』



VAR担当『何だって?』

リプレイ・オペレーター『ピッチ上ではオフサイドになっているんだ。』



アシスタントVAR『主審はオフサイドを与えた。』

VAR『おい…(続くexpletiveはマジかよ!やクソ!といった意味で使う罵り言葉を現す)』



リプレイ・オペレーター『オリー(PGMOL)は遅らせろと言っている。』『判断はオンサイドだ。』



VAR『何もできない。』

リプレイ・オペレーター『オリーは遅らせろと言っている。遅らせろと言っているぞ。』



リプレイ・オペレーター『遅らせろ、試合を止めろ。』

VAR『試合は再開している。』



VAR『何もできない。もうどうにもできない。』

VARアシスタント『そうだ、再開してしまった。ああ。』



VAR『私は何もできない。どうしようもない。』『expletive(罵り言葉)』



結果


ゴールが成立したという前提でいたダレン・イングランドは『チェックコンプリート=ゴール成立』と言い、オフサイド判定を前提としていたサイモン・フーパーは『チェックコンプリート=オフサイドが正しい』と受け取った。

やってしまった…というダレン・イングランドとダン・クックの絶望感、必死に試合を止めろと伝えようとするリプレイ・オペレーターの様子を見ることができたこと。



試合を止めろと言っているとの声に焦り気味に『pardon?(え?)』と聞き返すダレン・イングランドの様子に呆れてなのか少し落ち着いた気すらする。

もしかしたら、VARの2人やその関係者は、リバプールの選手やスタッフ以上にリバプールが勝ち点を得ることを望んでいたのでは。

原因は勘違いと確認不足であると明確になった今、チェックコンプリートと言うだけでなく『オフサイドだ、オンサイドだ』、『ゴールだ、ゴールではない』、『元の判定は間違いだ』とより明確に伝えるという"ごく当たり前のこと"くらいだとは思うが、再発防止を徹底してほしい。



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