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Liverpool FC Transfer Centre Another Branch

Another Branch 別支店です。ちょいと試してみたいことがあり、立ち上げました。

復活を期すブリュースター



停滞するキャリア


14歳からリバプール下部組織に所属し、2017年のU-17ワールドカップ得点王という活躍も含め、U-17イングランド代表で23試合20ゴールを記録するなど将来を嘱望されたブリュースター 。

経験や出場機会のためにローン移籍したスウォンジー・シティで22試合11ゴールの成績を残し、その活躍から2020年10月にシェフィールド・ユナイテッドに完全移籍。

将来の活躍を見込んだリバプールは、シェフィールド・ユナイテッドのクラブ記録となる2,350万ポンドの取引に買い戻しオプションを盛り込んだが、加入から3年経った現在までの成績は65試合5ゴール1アシスト。

数回のハムストリングの怪我に悩まされ続け、2022年10月のウェストブロム戦では65分に途中出場しながらも76分に負傷し、涙を浮かべながらベンチに下がっていった。

先日のウェストハム戦で上記のウェストブロム戦以来およそ1年ぶりとなる公式戦出場を果たすと続くフラム戦でも79分から出場し、更にU-21チームのレディング戦ではゴールも決めており、キャリアの再構築とシェフィールド・ユナイテッドの残留に向けて奮起したいところ。


恩返しを誓う


シェフィールドの地元メディア Yorkshire Liveは、ブリュースターがトレーニングでハードワークを続け、持ち前の明るさを取り戻し、うまくいかない時期を支えてくれた関係者に恩返しをしたいとコメントしたと伝えた。

『ファンや監督が支えてくれた。恩返しをしたいし、ブレイズを残留させたい。ゴールという観点から見れば、まだ始まってすらいないと言えるかもしれないが、僕にとってはハードワークを取り戻し、チームのためにプレーすることなんだ。』

『ここでの3年間でかなり成長したと思う。リカバリー、試合中の情報の取り入れ方、プレーの仕方など、ピッチ内外でそれを見てきたと監督も言っている。例えば、以前はチームに含まれていないとトレーニング中に怒って八つ当たりしていた。』

『全てを正しく行えているわけではないけど、今は監督が"チームに含まれていないことに腹を立てるなら、そこからどうするんだ?"と聞いてくる。もし僕が良いトレーニングをしていれば、最初から出場して試合を変えることになる。つまりは自分のためであり、チームのためでもある。』

『もし怒りを抱えたままで、金曜日に監督が伝えるであろう情報に注意を払わずに違うことをしてしまったら、それで試合に負けてしまうかもしれない。そうなれば、自分以外は誰も責められない。』

『自分が違いを生み出せるように、或いは少しでもチームの力になれるようにと願いながら見ているだけなのは辛いものだ。でも、もし自分に自信がなかったら、他の誰が自信を持てるだろう?』

『まだできる。スウォンジー、リバプール、そしてイングランドで戦った自分ならまだゴールを決められると思うし、最終的にはもっと上を目指せると思う。それこそがやりたいことだ。』

『最初のゴールが決まれば更に多くを決められると思うし、ブレイズを助けるために突き進める。』



トルコ代表


復活を目指すブリュースターに対しては、ブレイズやリバプールだけでなく、実はトルコ代表関係者も注目しており度々視察に訪れている。

世代別代表ではイングランドを選択しているが、バルバドス出身の父親とキプロス出身の母親のもとに生まれているため双方の代表チームを選択可能であることに加え、実は母方の血筋がトルコ系であることからトルコ代表も選択可能。

2022年10月のチャンピオンシップ、シェフィールド・ユナイテッド対ブラックプール戦を当時のトルコ代表監督シュテファン・クンツ氏が観戦しており、同氏は『代表チームに新たな選手を招聘するための取り組みだ。』とコメント。

そして、その試合の両チームのメンバーのうち、トルコ系選手がブリュースターのみであったとされる。




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