ベティスの若手スター獲得へ? 2023年10月09日 移籍 0 クロップが熱望 9月21日のEL・レンジャーズ戦で88分から出場しファーストチームデビュー、9月28日のグラナダ 戦でラ・リーガデビューに加え初ゴール、10月1日のバレンシア戦でラ・リーガ2ゴール目、10月5日のEL・スパルタ・プラハ戦で公式戦3戦連発となるヨーロッパカップ戦初ゴール。 正に彗星の如く現れたベティスのアサン・ディアオ(18歳)に対してリバプールが強い関心を示しており、3,000万ユーロの退団条項の支払いを厭わないとスペインメディア Fichajesが報道。 サラーの退団が迫るとも言われる中でもクロップは競争力を維持するための戦力を探しており、当然ベティスが引き留める可能性は十分にあるが、リバプールは獲得に向けて全力を尽くすつもりであるとされる。 但し、現時点でFichajes以上に具体的な関心を報じたメディアはなく、そのFichajesも長期に亘って見守る必要がある程度の内容に留まっている。 ルーツ・経歴 セネガルのヌダンガネで生まれ、スペインメディア Relevoによると3歳の時により良い生活を求めて一家でスペインに移り住む。 エストレマドゥーラ州バダホスに定住すると、CDバダホスを経て2019年に多数のプロ選手を輩出しているCPフレチャ・ネグラに加入、2020年にカディス、2021年にはベティス下部組織、2022年にはベティスB、2023年にベティスファーストチームへとステップアップ。 幼い頃から身体能力の高さは目立っていたようだが、CPフレチャ・ネグラ所属時に彼を指導したフリアン・ロペス・デ・レルマ氏はスペインメディア Estadio Deportivoにてトレーニングに励む姿勢や精神的な部分が優れていたとコメント。 『チームで最も優秀な選手の1人だったが、トレーニングへの意欲があったから今、そしてこの先の未来がある。フレチャに来た時からフィジカルはマシンのようだったが、それ以上に自分を特別視することなく、常に物事を上手く進めようとする献身性を強調したい。』 『どんな良いトレーニングを受けたとしても、本人がやらなければ上には行けない。毎年、エリートチームに行く若手の例がある。スポーツ面を見ればチームは弱体化するが、彼らを育てたという誇りがある。』 特徴 元々は中盤の選手だったが、ベティス下部組織のアイトール・マルティネス氏によって攻撃的なポジションの素質を見出され、現在の本職は左サイドのウィング。 スペインメディア Diario de Sevillaは、まだまだ磨かなければいけない原石であるとしつつも、パワー、スピード、溢れ出る力、縦への推進力など、モダン・フットボールにとって非常に重要な素質を持ち合わせていると評価。 初スタメンから3試合連続でスタメン出場+ゴールという、ベティスでは過去40年間で初となる記録を樹立するなど、生来のフィジカルの強さを活かしたゴールが多い。 独特のペースとテンポがあり、相手のバックラインの裏を突く読む力にも長けているとされながら、ボールコントロールなど技術面では改善すべき点があるとされる。 但し、上にも書いた通りの姿勢から経験豊富なチームメイトに積極的にアドバイスを求めるなど、貪欲に学び続け、日々改善に取り組んでいる。 他クラブからの関心 以前にもスペインメディア ASなどがリバプールとライプツィヒからの関心を報じたことがあるが、その際は契約を更新する前のもの。 2023年7月にベティスとの契約が更新され、現在は3,000万ユーロの退団条項がある2027年6月末までの契約を結んでいる。 ただ、スペインメディア Fichajesは、別日の記事にてレアル・マドリーも注目し始めたもののプレミアリーグクラブにとって3,000万ユーロは贈り物と言えると指摘。 CNBC Newsなどは、上に挙げた3クラブの他にチェルシーからの関心についても触れている。 プレミアリーグランキング リヴァプールランキング にほんブログ村 にほんブログ村 PR