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Liverpool FC Transfer Centre Another Branch

Another Branch 別支店です。ちょいと試してみたいことがあり、立ち上げました。

ドクとの交渉許可を得ていた


明確な交渉許可


現在マンチェスター・シティで大活躍しているジェレミー・ドク。

ベルギーメディアHet Laatste Nieuwsを引用したSport Witnessの記事によると、各国のビッグクラブから注目されていた2018年、リバプールは15歳のドクが所属していたアンデルレヒトから明確な交渉許可を得ていた。

2018年1月、ドクのエージェンシーがステラ・グループに決まり、リバプールを含めてアーセナル、マンチェスター・シティ、チェルシー、アヤックス、PSVなどが獲得に動いたが、ドクはアヤックスに続いてアンフィールドやリバプールの施設を見学。

学校や家、魅力的な給与や契約などについて説明を受けて圧倒された両親が子供の将来はリバプールにあると見ているとさえ言われ、アンデルレヒトもリバプール移籍を覚悟していると報じられた。

なお、この交渉許可に関しては2021年6月にGuardianも報じており、その記事でらアレクサンダル・ミトロヴィッチを巡るニューカッスルとの交渉が停滞したことを受け、代わりにマルコヴィッチ獲得を目指したアンデルレヒトがリバプールからの譲歩を手に入れるために同意したものとされている。


マネの言葉


下部組織を率いていたジェラードとの面会、サラーからユニフォームを手渡され、ワイナルドゥムや同胞のシモン・ミニョレらと会話をする機会を得たこと、そして2021年3月にフランスメディアOuest Franceのインタビューではマネとのやり取りが最も印象に残っていたことを明かしていた。

『プロ契約を結べるようになる16歳になろうとしていた時、たくさんのクラブが見に来てくれた。最も具体的な関心があったから皆んなリバプールについて話すけど、アーセナルとチェルシーも話があった。』

『ユルゲン、マネ、ワイナルドゥムと話すことができた。ジェラードもだね。マネとたくさん話したけど、フットボールについてではなくて、全てについて話したよ。まず年齢を聞かれて、「お母さんに優しくしないといけない」と言われたよ。まさに交流であり、人間関係というものだった。まだ若いこと、時間があることを教えてくれた。説得するためでも、「ここに来れば成功できる」というためでもなかった。』

『慎重に行くことを選択した。自分の軌跡がどうあるべきか、どのルートを通っていくべきか、そしてあの時はアンデルレヒトに残るべきであることを理解していた。後悔しているかと聞かれたら、いつもノーとすぐに答えている。15歳の時にリバプールが見に来てくれたなら、また来てくれるからだ。あとは自分が良いプレーをするかどうかだ。』



アンデルレヒト残留


諦めていなかったアンデルレヒトの育成部門責任者のジャン・キンダーマンス氏は、同クラブの下部組織出身であるロメル・ルカクに依頼して残留を促すビデオを撮影。

まずはベルギーで活躍することと諭され、ルカク 自身がベルギーで得点王になってからチェルシーへ渡ったという実績を残していたこともあり、ドクはアンデルレヒトとのプロ契約締結を選択。

2018年11月にはシント=トロイデン戦でトップチームデビューを飾り、2019年にヴァンサン・コンパニが監督に就任したことや財政難から資金を大物獲得ではなくユース育成に注ぎ込んだことで成長が加速。

2020年10月、2シーズン連続でヨーロッパカップ戦出場権を逃し、財政的な問題を抱えたアンデルレヒトはクラブ史上最高額となる2,700マンチェスターユーロでレンヌに売却した。




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